【かわまた】地域の皆さんと、山開き
川俣町には里山がたくさんあります。
4月20日(土)には、町の北部にある長寿山(535.8m)と太郎坊山(551.1m)で山開きがありました。
長寿山・太郎坊山に向かう道路沿いには約200本のソメイヨシノの桜並木があり、「さくら街道」と呼ばれているとか。
川俣高校は、2つの山のふもとにある小島地区の皆さんとともに、
「防災マップ作り」や「防災炊き出し」などで交流を重ねてきました。
そのご縁で、今年も生徒たちがボランティアで山開きに参加することにしました。
長寿山の「憩いの森広場」には、採れたて野菜やおむすび、おでんやスイーツの販売ブースが。地域の方々の元気な声や明るい笑い声で溢れていました。
さあ、生徒たちもさっそくお手伝いです!
甘い匂いのスイーツは女子高生だけでなく、ちびっこから大人まで幅広い年齢層に大人気でした。
さて、長寿山の頂上には「奥宮」と「鐘楼」があります。
2020年に小島地区の皆さんが、「町民の幸福」と「世界の平和」を祈念して
建設したそうです。
山頂ではコーヒーのふるまい(ふるさと会・近畿大学)に喉を潤し、いざ、鐘突きへ!
この日は風が強いものの青空が広がり、山頂からの眺めは抜群でした。
正午近くになると、太郎坊山まで登山を楽しんだ人たちや地域の方々が「憩いの広場」に集まってきました。
ボランティアの生徒たちも、それぞれの持ち場で仕事に励みました。
「おいしいー」「体があったまるね」豚汁は大人気でした。
火加減を見ながら蒸していたもち米を、臼(うす)に入れて、餅つきのはじまりはじまり♬
地域の方々に「コツ」を教えてもらいながら、杵(きね)つきにも挑戦しました。
搗き立ての「きな粉」と「あんこ」のお餅をおいしくごちそうになりました。
「高校生が来るとみんな元気になるよ」「また来てね」・・・地域の皆さんに親しく声をかけていただいて、心地よい春の一日となりました。
これからも川俣高校は「地域とともに」進んでいきます❣
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