見出し画像

【かわまた】川俣町と包括連携協定締結

1月27日、本校は川俣町と包括連携に関する協定書を締結しました。

生徒会長、生徒会副会長が立会人となりました

 これは、学校と町が連携して地域の特色を生かした取り組みを深化・拡充して、川俣高校のさらなる魅力化と活性化を目指すことや、地域を担う人材を育成地域社会の発展に寄与することを目的とするものです。

 これまでも本校は地域協働推進校(コミュニティ・スクール)として、地域と共にある学校づくりに取り組んできました。

 令和6年度の主な取組を紹介します。
 「地域住民の意見を反映した学校経営」を実現するために、

学校運営協議会で地域の方々と方策について話し合ったり、

「高校を核とした魅力ある地域づくり」のために、

教員と町役場、地域の方々との合同研修会を開いて、
課題の共有と手立ての方法を一緒に考えました

 さらに、長く愛され引き継がれてきた地域の伝統文化を理解するために、遠藤元気さんの「山木屋太鼓」の演奏を聴きました。

遠藤さんからは東日本大震災で被災した山木屋地区のことや、
ふるさとの復興に寄せる熱い想いについても聞くことができました

 1年生は、地域にしっかりと根を張りかっこよく生きる住民にインタビューして

「人物図鑑」を作成し発表しました

 川俣町が世界に誇る「コスキン・エン・ハポン」———。
ボランティアとして運営するだけでなく、自分たちもフォルクローレに浸っちゃおう!ということで、

芸術鑑賞で一緒に楽器を演奏しました

 川俣町のレガシーであるフェンシングは、パリ五輪のメダリスト

夢をかなえるためのお話しを聴き、
フェンシング部員は剣を交えて練習しました

 地域をフィールドにした学び地域資源を活用した授業は本校ならではの特色のひとつ。

地域の方々に教えてもらって畑をつくり
地域の方々と収穫の喜びや作業の苦労を分かち合いました

町の魅力をPRする動画を作成するために

町に出て素材を集めたり撮影をしました

さらに、生徒たちは地域のボランティアにもたくさん参加しています。
4月からの参加生徒はのべ78名!これはなんと昨年度の6.5倍!!
生徒一人当たり1.5回は参加している‥ということになります。

春には「長寿山開き」の運営を手伝い
秋には小島地区の住民と「防災炊き出し」訓練をしました
週末には「野菜市」に出品するお手伝いをしたり
「壁沢住宅」の秋祭りの運営をお手伝いしました

小綱木地区の方々と一緒に、半年間かけて地域の憩いの場となる遊歩道を整備しました。

重い資材の運搬はもちろん
塗料を塗ったり
コンクリートを打って
看板を手書きし、
あづまやを完成させました!

このように地域とともに教育活動を展開してきましたが、川俣町と包括連携協定を結んだことで、これからは―――――

町内の企業と連携して地元就職率を高めたり
町長に若者の意見を届け、活力あるまちづくりに参画するなど

地域人材の育成地域の活性化に貢献していきたいと思います。
さらに、引き続き町と協力して県内外に生徒募集を発信し

「選ばれる高校」になるよう特色化・魅力化を推進していきたいと思います。

これからもどうぞよろしくお願いします!