福島県立川俣高等学校
川俣高校2・3年生の総合的な探究の時間は、「商店街PR動画作成」と「農業体験」の選択です。生徒たちの活動の様子を追います。
川俣高校の日々の授業をお伝えします。
心技体の充実がスポーツには必要とされています。 ここでいう心は、やる気とも置き換えることができます。 体は、通常は体力を指しますが、ときに形の美しさを意味する場合があるそうです。 書家の相田みつをさんは、バランスの図式と呼ぶ掛け算表をとおして、作品(形)の美しさを紹介されています。 持っている力を10として、それを心と技術の2分野に分け、掛け合わせたものが作品の出来を決めるというものです。 たとえば、心を9、技術を1とすれば、作品の持つ美しさは9、心が8で技術が2であれば、作
北海道函館に眼科を開院している方がいらっしゃいます。 彼が若い頃、東京大学医学部に眼科医局員として入局する際に、 同じく開業医をしていた父が、息子をよろしく、という意味を込めて、 予め医局に手紙を送っていたそうです。 そこには、自分の子どもを謙遜して使う愚息と同意の言葉、豚児が使われていたので、 仲間は親しみを込めて、豚児来る、と黒板に書き、 温かく迎え入れてくれたそうです。あだ名はトンジになりました。 紹介を受けて結婚をされた相手の方が、そのあだ名にちなんで、 最初のプレゼ
セルバンテスの描くドン・キホーテは、風車を巨人と思い込み 敢然と立ち向かいますが、風車の羽根木に飛ばされて大怪我をします。 従者であるサンチェ・パンサがその無謀な行為を窘めると、 「お前は何と冒険心がないんだ。勝敗は時の運だ。」と切り返します。 どう考えても風車に勝てるとは思えませんが、 ドン・キホーテがここで話した冒険とは理想のことである、 とする説があります。 理想に向かって突き進むことに意義があり、その結果は問うものではない、と解釈すれば、ドン・キホーテの行動は確かに頷
数量化できたり測定できるものについては学びやすく、また、理解もしやすい概念とされています。 でも、社会が求めるものには、数量化できないことや測定できないことが多く含まれます。 「何でも測定するように教育されてきた人々は、測定できない経験を見逃してしまう。彼らにとって測定できないものは第二義的となり、彼らを脅かすものとなる。」と、イヴァン ・イリッチも述べています。 では、社会が求めることとは具体的には何でしょうか。 様々な観点から考えることのできる柔軟性や想像力、豊かな感受性
歴史を学習する上で大切なこと、それは、その時代をよく知りたいと思うことだそうです。 そして、現在放送中の大河ドラマのタイトルにもあるように、その時代に居合わせたとすれば、どうする自分、と考えることも大切なことの一つだそうです。 教科書に、モールス信号が発明された、と書かれていたとします。 そうなんだ、としか思わないとすれば、それまでですが、その時代は情報を届ける手段が手紙中心であったことを考えると、その発明が日常生活にもたらす劇的な変化を感じ取ることができます。 もしかすると
海鼠と書いてナマコと読みます。 その見た目から、初めてナマコを食べた人は勇気があった、とも言われますが、コリコリとした食感があり、美味しく食べることができます。 乾燥したものはイリコと呼ばれ、中国料理には欠かせない存在です。 捕獲には底引き網漁が使われるものの、岩が多くある海底にいるので、古くから底見漁法も用いられています。 あまり活発に動き回るタイプではなく、一晩で7メートル程しか動きませんが、一方で、うまく保護色を使うため、船の上から海底を見てもなかなか見つけることができ